大手エネルギー企業　基幹システム運用プロジェクト

プロジェクト概要

■プロジェクト背景

大手エネルギー企業様において、基幹システム運用体制の見直しを実施。運用体制の移管計画から運用引継ぎ、運用体制の構築。システム障害が比較的多い状態から引継ぎ、障害削減施策を実施。月当たりの障害発生ゼロ件を達成。2年目以降にシステム運用コストの削減を実現した。

開発規模/アーキテクト

プロジェクト規模：約480人月/年、約5～6億円/年
・Java/Oracle/MySQL
・Linux（AWS）、iPad

改善ポイント

① システム仕様および運用業務手順などのドキュメントが無い

引き継いだ当初はシステム仕様、運用業務手順が整備されていなく、口伝と調査のみで引継ぎを実施。そのため、引継ぎ当初は引継ぎ漏れや調査工数が増加していた。プロセスの可視化、手順の整備を並行して実施。

② 障害数が多い基幹システム

障害数が多く、夜間の連絡も絶えない状態。システムも複雑であるため、調査にも時間を要していた。

プロジェクト実績/効果

システム仕様および運用業務手順などのドキュメント整備

プロセスの可視化、手順の整備を並行して実施したことから、業務継続性が高まり、社員様へのシステム説明、メンバーの入れ替え対応など適切な運用体制の構築、運用業務の継続が可能になった。

障害数が多い基幹システムの改善

障害の恒久対策を実施。運用回避、システム改修、業務改善を通じて障害数の削減を実現。障害発生ゼロを達成。