ケアリッツ・テクノロジーズ

エンジニアを支える縁の下の力持ち・メッセンジャー制度とは(中編)


エンジニアをサポートするための、当社独自のメッセンジャー制度。
前編ではメッセンジャーの役割や業務、1on1の様子などをお伝えしました。
この中編では、エンジニアへのインタビューを通じて新制度に対する現場の声をご紹介します。

インタビュイー プロフィール

シニアマネージャー 松嶋 隆
アソシエイト 渡辺 悠馬

※仮名を使用しています。

インタビュー

<メッセンジャー制度の新設を知ったとき、率直にどう思いましたか?>
渡辺:他の会社にはない斬新な制度だという印象を持ちました。新しい社員フォローの仕組みについて不安な気持ちはありましたが、同時に期待感も抱きました。

青木:メッセンジャーの新設に伴いこれまでフォローしてもらっていた社内の上司がいなくなるので、不安が大きかったです。またIT業界出身ではないメッセンジャーも多くいると聞いたので、どのような相談ができるのか心配でした。

<期待と不安が入り混じる中ではじめての1on1がありましたが、その時の感想を教えてください。>
渡辺:自分のことを深く知ろうとしてくれたのが印象的でした。プロジェクトが少し大変だとお話しした時も、どのように大変なのか背景を深堀りしてくださり、勤務環境をとても気にかけてくれていると感じました。

青木:はじめての1on1では、社内グループのメンバーとの関わりやその時のプロジェクトの所感などをお話ししました。メッセンジャーが話しやすく信頼できる人柄の方だったので、初対面にも関わらず個人的なことまで話すことができました。このように業務以外のことも気軽にお話しできるのは、メッセンジャー制度ならではのメリットだと思います。

<現時点でのメッセンジャー制度の感想を教えてください。当初の不安は解消されましたか?>
渡辺:はじめはITの専門家ではないメッセンジャーに何を相談すればよいのか不安でしたが、プロジェクトの上司への相談とメッセンジャーへの相談を使い分けることができ、むしろ相談しやすくなりました。プロジェクトの上司も、メッセンジャー制度で社内管理業務の負担が減った分、自分たちにコミットしてくれていると感じています。

青木:メッセンジャーにはコミュニケーション能力が高い方が多く、普段から明るく挨拶をしてくださいます。そのような方々だからこそ、信頼して何でも話しやすいです。形式的な関係になるのかと思っていましたが、それを超えていつでも話せる存在になりました。普段から話したいことができた時には気軽にチャットを送っています。

渡辺:私の知り合いのエンジニアもメッセンジャーによく相談しています。現場で根を詰めてつらい気持ちになってしまう時も、駆け込み寺のような存在のメッセンジャーに救われているそうです。漠然とした相談でも真摯に向き合ってくれると話していました。

<メッセンジャー制度ができる前後で変わったことはありますか?>
青木:今までは、自分にとって相談しやすい人が現場のメンバーにいるかどうかは運次第でした。でもメッセンジャーという存在ができたことで、その時々のプロジェクト環境に関わらず気軽に相談できるようになり、とても心強く感じています。

松嶋:メッセンジャーのおかげで会社や事業の規模を拡大しやすくなりました。これまではキャリア採用で入社する社員のフォローを社内やプロジェクトの上司に一任していましたが、制度ができてからはメッセンジャーが入社者のオンボーディングをサポートするようになりました。プロジェクト参画のフォローをしたりグループメンバーとの交流の場を作ったりしてくれるので、新入社員が安心して働き始めることができています。それが社員の定着やプロジェクトのスムーズな運営につながると感じています。

<マネジメント層からみたメッセンジャー制度はいかがですか?>
松嶋:利害関係なく何でも聞ける相談窓口としてよく機能しています。聞きづらいことを放置した結果起きるエラーなどもなくなり、皆のストレスが軽減されていると感じます。今までは会社の制度についてなどの些細な質問もマネジメント層に集中していましたが、メッセンジャー制度ができてからはそういった質問はほとんど来なくなりました。

<これからメッセンジャー制度に期待することはありますか?>
青木:メッセンジャーの力を借りて、他のグループのエンジニアとの交流の幅をさらに広げられたらと思います。メッセンジャーが社内グループの懇親会を月に一度セッティングしてくれるのですが、時々2グループ合同で開催されることもあり、別グループのエンジニアと交流できるよい機会になっています。そのような場が今後さらに増えると嬉しいです。

松嶋:相談しやすい環境を作ったりマネジメント層の負荷を軽減したりと、新制度の初動は成功していると感じています。これからはより上の次元で「社内管理業務の負担軽減や1on1でのフォローを現場へのコミットに繋げる」ということを一層追求していきたいです。今の取り組みを継続しつつ、エンジニアがますますプロジェクト業務に励めるような取り組みを考えていけたらと思います。


今回は、メッセンジャー制度についてエンジニア視点でご紹介しました。
メッセンジャーとの関係性や制度の効果など、少しでもイメージいただけたでしょうか。
後編ではメッセンジャーへのインタビューを通し、メッセンジャーの仕事にかける想いをお伝えします。
また別の角度から見る制度の魅力にご期待ください。

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CRT広報