新卒の成長を支えるフォローアップ制度
~メンター・メンティーが語る、3か月の伴走と成長~
当社では、新卒社員が初めてのプロジェクトで安心してスタートを切れるよう、「新卒フォローアップ制度」を設けています。新卒研修を終えてプロジェクトへ参画する6月から3か月間、先輩社員が一対一で伴走しながら、業務や目標設定をサポートします。
今回は、エンタメ業界向けスマホアプリのWebView化対応プロジェクトに参画しメンターを務めた佐々木成記さんと、2026年新卒入社の下地莉香子さんに、フォローアップ制度を通して感じた成長や学びについて話を聞きました。
インタビュイープロフィール
佐々木 成記(メンター)
不動産・建設業界からキャリアをスタートし、2019年にエンジニアへ転身。その後フリーランスとして物流系システム開発やクレジットカード基幹システム開発に携わり、2026年に当社へ入社。現在はエンタメ業界向けスマホアプリWebView化対応プロジェクトにおいて、要件定義から開発までを担う。
下地 莉香子(メンティー)
東京外国語大学卒業後、2026年に新卒入社。新卒研修を経て、現在はWebアプリケーション開発プロジェクトに参画し、議事録作成や詳細設計、一部機能の製造を担当している。プロジェクト内では設計書作成や会議運営のサポートなどにも携わりながら、エンジニアとしての基礎を身につけている。
「若手の育成に挑戦したい」という想いからメンターへ
まずは、3ヶ月間のフォローアップお疲れ様でした。佐々木さんがメンターになったきっかけを教えていただけますか。
佐々木:もともと当社に入社した時から、新卒と関わりたいという思いがありました。メンターに興味があるとプロジェクトマネージャーに伝えたところ、背中を押してもらえたこともあり、思い切って立候補しました。
自ら立候補されたのですね。なぜ若手と関わりたいという想いがあったのですか。
佐々木: 前職ではフリーランスとしてさまざまな開発プロジェクトを経験しましたが、関わる人や担う役割の幅には限界を感じており、より広い領域で経験を積みたいと考えていたからです。フリーランス時代も技術面で若手を指導する機会はありましたが、コミュニケーションや業務の進め方まで含めて育成に携わる経験はありませんでした。当社では社員中心のチームで開発を進めているからこそ、後進育成や上流工程など、これまで経験のなかった領域にも挑戦できます。そうした機会は当社ならではの魅力だと感じています。
新卒の成長を促す伴走型のフォロー体制
フォローアップ時期の日々の関わり方について教えてください。
佐々木: 週に3日出社し、残りの2日はリモートで勤務していました。プロジェクト自体はフルリモートも可能ですが、対面でのコミュニケーションも大切にするため出社日を設けていました。出社日には隣同士で業務を進め、リモートワークの日には朝会を行うなど、気軽に相談できる環境を作っていました。
下地: 最初はフィードバックを受けながら議事録を作成し、その後は詳細設計も担当するようになりました。私自身の業務上の目標設定をする際も、まず佐々木さんが作成したものを参考にして自分で考え、その後添削していただきました。丁寧に指導していただいたことで、安心して業務に取り組み始めることができました。
新卒社員を指導する上で大切にしていたことはありますか。
佐々木:経験が少なくても分かりやすいように、修正すべき箇所だけではなく、その理由や背景状況までしっかり説明することを意識していました。一方で、いつまでも細かく指示を出すのではなく、慣れてきてからは下地さん自身で考えながら進められるよう、任せる割合を徐々に増やしていきました。エンジニアとしてひとり立ちできるよう、その時々で適切な距離感を意識しながらサポートすることが大切だと考えています。
未経験からのスタートを支える仕組み
下地さんは文系・未経験での入社ですが、当社を選んだ理由は何だったのでしょうか。
下地: 風通しが良く、社員同士のコミュニケーションが取りやすそうだと感じたことが大きかったです。また、未経験でも研修制度が充実しているので、安心して挑戦できると感じたことも入社の決め手でした。
入社前はどのような不安がありましたか。また、実際に入社してみていかがでしたか。
下地: 入社前にJavaを勉強していましたが難しく、本当にエンジニアとして一人前になれるのかという不安がありました。また、研修を終えても、配属後はそのプロジェクトに合わせて改めてキャッチアップしなければいけないことにも不安を感じていました。
ただ、佐々木さんが「何でも聞いてください」と言ってくださり、環境構築などに関しても、初歩的なことから一つひとつ確認しつつ進めることができました。安心して質問や挑戦ができる環境だったので、気づけば前向きな気持ちで仕事に取り組めるようになっていました。
下地さんの様子を見ていて、メンターとしてどう感じていましたか。
佐々木:下地さんは不安だったと言っていますが、私から見ると、研修でしっかりと基礎知識を身につけてくれている印象でした。そのおかげでプロジェクト業務にもスムーズに入ることができましたし、私自身もサポートがしやすかったです。


「教わる」から「自分で考える」へ
特に印象に残っているサポートはありますか。
下地: 佐々木さんはタスクを依頼する際に、いつも丁寧にお手本を見せてくださいました。設計の進め方や計画の立て方、目標設定の仕方など、まず完成イメージを持ってから取り組むことができました。
また、プロジェクトに参画したばかりの6月頃は、分からないことがあるとそのまま佐々木さんに質問していました。しかし今は、佐々木さんが課題への向き合い方などを指導してくださったおかげで、まず自分で考えた上で「どこが分からないのか」「何が原因なのか」を整理してから質問するようになったと思います。
佐々木さんが下地さんの成長を感じた場面はありますか。
佐々木:自ら考えて発言するようになったり、アウトプットのクオリティが上がったりしたときに成長を感じました。下地さんは「自分にどのような役割が求められているのかを意識して行動する」という目標を設定していましたが、その目標を着実に実践してくれていたと思います。吸収するスピードがとても速いと感じました。
ご自身ではどのような成長を感じていますか。
下地:社会人としての意識がより高まり、ものごとを俯瞰的に考えられるようになったと感じています。担当業務だけでなく、プロジェクト全体の進め方やIT業界の契約のことなどについても積極的に周囲へ聞くようになりました。
メンター経験を通じて得られたもの
メンターとして指導する上で意識していたことを教えてください。
佐々木:指摘すべきことはきちんと伝えつつ、厳しい言い方にならないよう気を付けていました。また、下地さんを信頼して仕事を任せることも意識していました。どこまでサポートし、どこから任せるかを見極めながら関わることは難しかったですが、同時に工夫のし甲斐もありました。
メンターのやりがいはどのようなところにありますか。
佐々木:教えたことを通じて成長していく姿を見られることです。成果物のクオリティ向上や発言の変化を感じたときは特に嬉しかったです。
下地:佐々木さんは丁寧にフィードバックをくださいますし、良かった点もきちんと伝えてくださるので、高いモチベーションで取り組むことができました。
メンターを経験して、ご自身の成長を感じた部分はありますか。
佐々木:若手との接し方について、多くを学ぶことができたと感じています。仕事を依頼する際も、相手が抱えている業務量を考えながらタスクを調整できるようになりました。
当社へ転職してから、人との関わり方に変化はありましたか。
佐々木:フリーランス時代と比べると、関わる人の数が増え、かつ深く関われるようになりました。メンターを経験したことで、周囲をフォローする責任感も以前より強くなったと思います。
また、当社では、自ら手を挙げることで新しい役割や挑戦の機会を得られるため、フリーランス時代には経験できなかった成長の機会があると感じています。今回も自分から手を挙げてメンターに挑戦したことで、貴重な経験を積むことができました。転職当初はテックリードへの興味が強かったのですが、メンターを経験した今はマネジメントにも強く魅力を感じています。
フォローアップ期間を振り返って
3か月間のフォローアップ期間を終えて、率直な感想を教えてください。
佐々木:これまで経験したことのない役割だったので、とても面白かったです。プロジェクトメンバーへの思い入れも深くなり、刺激の多い充実した3か月間でした。
下地:あっという間でした。佐々木さんのおかげでチームのメンバーにも馴染むことができ、自分で考えながら働けるようにもなったと感じています。また、佐々木さんは周囲の問題によく気づき、それを見過ごさずに行動されています。その姿勢から学ぶことも多く、自分もそうなりたいと思っています。


キャリアビジョン
今後のキャリアについて教えてください。
下地:まずは仕事をしっかり覚えて、さまざまな工程や業界、言語を経験していきたいです。特にコーディングスキルを磨き、自分自身でもさまざまなものを生み出せるエンジニアになりたいと思っています。将来上流を担うにしても、実装の過程をよく理解することは大切だと考えています。
佐々木:下地さんには、スキルを磨くのはもちろん、その成果をしっかりとアピールして周囲から認められるエンジニアになってほしいです。
私自身はPLに挑戦し、職位としてもリーダーへの昇格を目指しています。マネジメント力と技術力の両方を備えたエンジニアになりたいと考えています。
学生・求職者の皆さまへ
最後に、学生や求職者の皆さまへメッセージをお願いします。
下地:学生の皆さんにお伝えしたいのは、本当に風通しの良い会社だということです。また、研修やOJTで手厚いサポートを受けながらも、新人のうちからある程度裁量を持って挑戦できます。安心して成長できる環境だと思います。
佐々木:キャリアアップを目指したい方にはとても良い環境です。当社には、自ら手を挙げて挑戦する人を後押しする風土があります。私自身も今回のフォローアップ制度を通じて、後進育成やマネジメントについて学ぶことができました。実際に経験したことで、マネジメントへの興味もより強くなっています。特に技術だけでなくマネジメントにも挑戦したい中堅エンジニアの方には、魅力的な環境だと思います。
当社では、新卒社員が未経験からでも安心してエンジニアとしてのキャリアをスタートできる環境を整えています。先輩社員のサポートを受けながらも、自ら考え、挑戦し、段階的に成長できることが当社の育成環境の特徴です。また、経験を積んだエンジニアに対しては、後進育成やマネジメントなど新たな領域へ挑戦できる機会も多くあります。
今後も、一人ひとりの「挑戦したい」という想いを後押しし、キャリアアップを実現できる環境づくりに取り組んでまいります。

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